一般大会の開催の仕方

  • スタッフ
  • 2021.01.29

こんにちは。今回のブログは石本です。

今回は【一般大会の開催の仕方】ということでお伝えできればと思います。
大会というととても大変なイメージがありますね。

ただ、一般の招待試合などの小規模の大会についてはどうかというと

結論 小さく、自分のできる範囲で行い、少しずつアップデートしていく

 

手順は次の通りです。

[目次]
1.目的を決める
2.対象を決める
3.参加チーム数を決める
4.スケジュールを決める
5.予算を組む
6.大会要項・チラシを作成
7.施設を予約する
8.参加チームを募集する
9.開催準備・開催
10.振り返り
まとめ

 

1.目的を決める

最初に目的を決めます。

例えば、気軽に参加出来て、交流や健康づくりを目的とするなど。

競技志向であれば、大会を通じて、お互いの成長を目指すというのもありだと思います。

ここが決まれば、何のための大会なのかブレなくてすみます。

2.対象を決める

次に参加者の対象を決めます。

初心者とか、親子とか、小学生、一般など、目的としている対象を決めていきます。

男女ミックスや一般の場合だと、中学生以上などにするとかですね。女性の場合は2得点というルールも盛り上がります。

3.参加チーム数を決める

参加チームを4チームくらいにして、総当たりにするとか、試合時間やチームが試合を楽しめる数などを考慮して募集するなど目的に応じて変わってきます。

・試合時間
・試合数
・コート数
・大会の目的(エンジョイ・強化など)
・運営できる規模

4.スケジュールを決める

次に試合時間などのスケジュールを組んでいきます。

・始まりの時間
・終了予定の時間
・試合時間
・休憩時間など

 

5.予算を組む

予算を組んでいきます。

予算を組むためにはどのようなものが必要なのでしょか。

【支出】
・施設使用料
・ラインテープ代
・ボール代
・賞品・景品など
・弁当代・水分代
・審判代
・運営費
・コロナ対策費用
【収入】
・大会参加費
・県や市などの補助金

 

など、必要なものを書き出してみます。それによって参加費がどれくらいになるのか。そのためには最低チーム数はどれくらいになるのか検討が必要になると思います。

6.大会要項・チラシを作成

次に要項やチラシの作成ですね。

目的の対象となる参加者に分かりやすく参加してもらえるような要項やチラシを作成します。

・趣旨
・主催
・日時
・会場
・参加資格
・締切
・競技規則
・競技方法
・参加費
・注意事項
・お問い合わせ先

 

などがあれば、分かりやすいかなと思います。

7.施設を予約する

大会の内容がおおよそ固まったら、施設を予約します。

今治市の場合は大会は年度末まで予約することができます。

例年、2月下旬頃から来年度の一般の大会受付が始まります。来年度の3月末までは予約可能となります。

注意事項としては

・窓口での申請
・原則使用すること
・屋外の場合は予備日の設定が可能
・使用月の前月からはキャンセル料が発生する
使用計画書・大会要項を使用月の前々月末までには提出する
・コロナ対策を行うこと
・2日にまたぐ場合、ラインやゴールなど設置したままの場合1日目は閉館時間まで予約が必要

などなど、大会ならではの事項があります。

8.参加チームを募集する

要項や、スケジュール、施設予約が決まれば、参加者や参加チームを募集します。

参加方法はいろいろありますが、大きく分けると

・直接伝える
・チラシを貼る・配る
・SNSの利用
・関係団体に案内

とかになるかと思いますが、小規模なら、知り合いを集めるくらいから始めて、ついでにSNSで募集くらいでいいかと思います。

事前に、「大会やるとしたらよろしくお願いします」と、事前告知などしておくのもいいかと思います。

1度大会を行うと、その参加者(リピーター)など直接案内もかけれるので、目的に応じた動員をしていければと思います。

9.開催準備・開催

いよいよ、実施です。

準備がいろいろとありましたが、後は準備したものを進めていくだけですね。

写真をとったり、映像をとったり、音楽を流したり、結果の記録など役割分担も成功のコツです。

コミュニケーションとりながら、思いっきり楽しみましょう。

10.振り返り

大会をもっとより良いものにするために、開催中に気づいたことをメモしておくといいかと思います。

例えば

・参加者の声
・スムーズに運営するためには
・失敗したこと、困ったこと
・ふと思いついたアイデア
・大会目的に対して、もっとよくするためには
・よかったこと

など、些細なことの積み重ねが参加者の満足度向上につながるのだと思います。それを元にネットなどで他の大会などを参考にしてみるのもいいかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

大会の開催は規模によっては、大変ではありますが、それゆえにその達成感も大きいと思います。大会の目的を達成することができるように仲間と語り合い、楽しく準備、開催することができればそれはとてもすばらしいですね。

まずは、できることからでいいかと思います。コロナ禍で対策なども今まで以上に大変ですが、落ち着いた頃に開催できればと、雑談するのもありですね。

甲子園がなくなり、涙したシーンやプロスポーツやオリンピックが延期になり、不安になったりしましたが、再開され、スポーツを通じて元気をもらえたことで改めて、スポーツっていいなと思います。

ニューノーマルな日常で、変化に対応して、未来に向かって突き進んでいければと思います。