運動部活動

  • スタッフ
  • 2017.06.27

こんにちは!中央体育館の伊賀上です。

さて、今回は、運動部活動について、書いてみます。

みなさん、部活ってされてました??

僕は、ずっと野球です。小学校のときはスポ少でしたが近所の友達に誘われてソフトボールをはじめ、中学校で軟式野球、高校で硬式野球を行い、甲子園を目指していた高校球児。さらに大学でも野球を続けました。

部活動の経験や、活動を通じて学んだことは、今の自分にとって財産となり、非常に大きなウエイトを占めているように思います。
それだけ「学校」という枠組みの中で「教育」的な要素が大きいのだと思います。

 

そんな部活動、今、大きな転換期を迎えています。

学校の先生の負担、指導者の体罰、子どもの減少に伴う部活の維持など、今までも問題視されていたことがさらに顕在化し、実際に、地方では子どもの減少で種目を維持することができず、合同でチームを作るなどで対応していますが、やりたい種目をできない状況が生じています。

そうした現状を踏まえ、スポーツ庁では、運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラン作成検討会議が開催されてます。
(スポーツ庁HPより http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/shiryo/1386194.htm

そこで様々な数字が示されていますが、例えば、この数字。

種目の経験のない、さらに体育教員でもない教員が顧問になるケースが、約40%あるという事実。
これは、顧問になる先生にとっても、指導をうける子どもたちにとっても悲劇です。
こういった現状からさまざまな有識者が集まり、今後の指針が検討されています。

 

では、今治ではどうでしょうか。

具体的に数字を拾っていないので分かりませんが、見聞きしている限りでは、大きな違いはないように感じてます。

部活動である以上、学校教育の一環ですが、学校の枠組みだけでなく、地域の枠組みで捉え、多くの大人が関わることによって、環境を整えていく必要があります。

例えば、バレーボール部が廃部になってしまう状況であっても、夜には保護者がバレーを体育館でやっているわけで、その活動と連携すれば、子どもたちはその種目を実施することはできます。

もちろん、部活動として担保するものが必要という議論にはなると思いますが。

 

日本のスポーツ振興の中心にある「日本体育協会」が、来年4月1日付けで、「日本スポーツ協会」へ名称が変更になるそうです。そして、「国民体育大会」、いわゆる国体も、「国民スポーツ大会」へと改称されます。

107年続いた「体育」という名が消えることの意義は大きいと思います。

「体育」から「スポーツ」へ。

今治でも、ぜひ考えてみませんか?

そんな取り組みを考えていきたいと思います!

 

 

さて、山﨑さんからの質問にお答えして、「人生で一番怖かった事(ビビった事)」は、

小学生ぐらいのときに、ながーい土管に入って出れなくなったことです(笑)。友達と一緒に10メートルくらいの土管があって遊んでいたら、途中で前にも後ろにも進めなくなり、水でも流れてきたらとか考えてしまい、ほんとビビりました。

冷静になるとスッとでれたのでよかったのですが、それ以来、閉所が苦手です。

 

では、次回の藤田さんに質問です。

今回の記事に関連して、「部活動の思い出は??」

よろしくお願いします!