生涯スポーツ・体力つくり全国会議(部活動6)

  • スタッフ
  • 2024.02.15

こんにちは!伊賀上です。
さて、今回は、先日参加した「生涯スポーツ・体力つくり全国会議2024」について、書きたいと思います。

スポーツ庁をはじめ各種スポーツ団体が主催するこの全国会議。
毎年、都道府県の持ち回りで開催されており、2024年は愛媛県松山市での開催ということもあり、参加してきました。
冒頭、室伏広治スポーツ庁長官のご挨拶からはじまり、今治・夢スポーツの岡田武史会長が登壇されるなど、ワクワクするような話題がたくさんありました。
→詳細は、公式サイトをご覧ください( https://sports-in-life2024.com/index.php

話題はたくさんありますが、分科会で情報提供のあった部活動の地域移行が、我々の関わる地域スポーツにおいてやはり大きなテーマでした。
地域において事情が異なること、部活動に関する認識の違い、この地域移行に関する情報浸透が進んでいないことなど、課題は多くありますが、段階的な地域移行はすでにはじまっています。
各市町村に担当者が置かれ、すでにモデルケースがいくつか存在する状況があり、県によっては、休日に部活動は行わないという方針を出すなど、いくつかの取り組みがみられます。

今回、この会議に参加し、話を聞いて感じたことは、子どもたちのために我々に何ができるかということ。
岡田さんの動機の話に多くの方が感銘を受けていましたが、将来のために、子どもたちのために何ができるか、まさにこのことが問われているのだと感じました。
部活動の地域移行は、簡単に答えの出る問題ではありませんが、多くの大人が子どもたちのために話し合い、今後の地域スポーツの環境がどうあるべきか、そのために今どうするべきかを、できることから進めていくことが必要なんだと思います。

自分自身が何か具体的に取り組めているわけではありません。
現場の方々にお話を伺ったりしながら、考えれば考えるほど難しい問題だと感じているところです。
中途半端に手を出せないとすら思います。
しかしながら、考えた分、動いていきたいと思いますので、多くの方々と共に、ご一緒できれば嬉しいです。
また機会があれば書きます。

過去記事:部活動5
参考:スポーツ庁/部活動改革ポータルサイト