こんにちは。伊賀上です。
今回は、JFAアカデミー今治の海外遠征に帯同させてもらいスペインに行ってきたことを書きます。
今回は、サッカー場についてです。
現地でいくつかの会場を見てきましたが、いいなと思った施設を紹介します。
みなさんご存知の通りサッカーが盛んなところなので、至るところにサッカー場があります。
この会場はバルセロナの北側、ジローナという地域にある施設です。
全体はこんな感じ。
ピッチは人工芝。すべての施設に天然芝が何面もあるという環境ではありません。
使用頻度の確保される人工芝のピッチが多くあります。
ベンチ裏にロッカールームがあります。
多くの施設では、ロッカールームが最低でも4つあります。
現在試合を行っているチームと、次に試合を行うチームが使用できるようにされています。
選手が座れ、荷物が置ける程度の部屋で、シャワーがあります。
(中の写真がなくて、すみません)
観客席は多くありませんが、屋根付きです。
ここは座席がありますが、コンクリートの階段だけという場所もありました。
ピッチの脇には、バーがあります。
ちょっとしたお菓子や飲み物の販売をしていて、ビールサーバーは常備です。
おそらく公共の施設ですが、地元のチームがホームグラウンドとして使用しており、そのチームの写真やエンブレムが飾られていました。
決して新しい施設ではなく、お金をすごくかけている施設でもありません。
手作り感があるとともに、サッカーをする、みる、支える人たちにとってよい環境だと感じました。
ここにサッカーを通じて集まることが、小さなコミュニティになっているのだと思います。
日本に例えるなら、どの市町にも市営球場があり、河川敷にグラウンドがあるような感じです。
ただ、高校球児だった自分にとって、野球場が憩いの場になっているかと言えば、日本ではそんな風にはなっていないように思います。
野球が悪い、サッカーが良いという話ではありません。
クラブ文化やコミュニティを醸成するようなスポーツ振興、それに合った施設環境の工夫が、スポーツを通じた豊かさにつながってくるのではないでしょうか。
今回の遠征では大変貴重な経験をさせてもらいました!
しっかり生かしていきたいと思います!
今回の海外遠征の詳細は、JFA公式サイトに掲載されますので、改めてそちらも見ていただければ幸いです。
▼JFAアカデミー今治公式サイト
http://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/imabari/