ケガの応急処置

  • スタッフ
  • 2020.09.10

みなさんこんにちは!
今回の担当は松本です。

まだまだ暑いですが、スポーツの秋!が近づいてきました。
今回は、スポーツでケガをしてしまった時の応急処置についてご紹介します。

応急処置の基本は、RICE(ライス)です。
これは、
Rest(安静)
Ice(冷却)
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)
の4つの処置の頭文字をとったもので、
捻挫や打撲、肉離れなど、スポーツでよく起こるケガの多くに対応できる応急処置のことです。

RICE処置を行うことで、患部の腫れや出血を最小限に抑え、ケガの早期回復のためにとても効果的です。

では、RICE処置の方法について説明していきます。

【Rest:安静】
ケガをしたら、運動を中止します。
ケガを悪化させないようにするため、安静にして休ませましょう。

【Ice:冷却】
アイシングをすることで、血管を収縮させ、患部の出血を抑えることが出来ます。
ビニール袋や氷のうを使って、患部を深部までしっかり冷やすことがポイントです。
1回20分程度を目安に、1~2時間に1回、繰り返し行いましょう。
※凍傷を起こす可能性があるので、冷やしすぎには注意してください。
(特に保冷剤を使用する際は、直接肌に当てずに、氷をてぬぐいやタオルで巻いてアイシングをしましょう)

【Compression:圧迫】
RICE処置の中で、この圧迫が最も重要な処置であると言われています。
アイシングで患部を冷やすことも大切なのですが、包帯やテーピングなどを巻くことで、患部の腫れや内出血を最小限に抑えることが出来ます。

【Elevation:挙上】
患部を心臓より高い位置に持ち上げましょう。
アイシングや圧迫を行うときも、できればこの姿勢で行うとよいです。

ケガをしてしまった時は、その後の適切な応急処置が重要です。
ケガを長期化させないためにも、少しでも早く、一つでも多くこのRICE処置を行っていきましょう!!

日本サッカー協会のHPで、具体例や注意点など、詳しく紹介されています。
ぜひご覧ください!
★セルフケアと応急処置の重要性
http://www.jfa.jp/medical/self_conditioning.html
★YouTube
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=HjNvPwrQrLI&feature=emb_logo